![]() メッシュを含むエレクトロクロミック装置
专利摘要:
透明キャリヤ基材(1a)と対向基材(1b)との間に、少なくとも1つの機能層の積層体(3,3’)を含み、少なくとも1つの機能層の積層体(3,3’)の最外層(TC1,TC2;TC1’,TC1’)は電気伝導層を含み、キャリヤ基材(1a)と接触していない少なくとも1層の電気伝導層(TC2,TC2’)の伝導率は、少なくとも1層の電気伝導層(TC2,TC2’)と接触している伝導性構成要素(8)の網目構造体によって増強された、とくに、電気的に制御可能なタイプの制御される透明性を有するエレクトロクロミック装置であって、網目構造体はメッシュ(6,6’)を含み、メッシュ(6,6’)についてメッシュの目の空き領域の面積(9)が実質的に0.04mm2と0.16mm2との間であり、好ましくは0.09mm2付近であることを特徴とする制御される透明性を有するエレクトロクロミック装置。 公开号:JP2011513784A 申请号:JP2010549176 申请日:2009-02-24 公开日:2011-04-28 发明作者:ジュス,ディディエ;ジロン,ジャン−クリストフ;デュブルナ,サミュエル;バレンタン,エマニュエル 申请人:サン−ゴバン グラス フランス; IPC主号:G02F1-15
专利说明:
[0001] 本発明は、制御された透過性を有し、電気制御可能な透明板ユニットを構成することをとくに意図されたエレクトロクロミック装置に関する。] 背景技術 [0002] 良好なレベルの透明から最も完全な不透明まで調節することができる光透過能力を有する透明板ユニットが知られている。そのような透明板ユニットは、最も多様な技術分野での用途が見つけられている。] [0003] したがって、たとえば、外部の状態およびユーザの要望によって、ある場所における日ざしの程度を調整するための住宅用の透明板ユニットとして、それらを使用することが可能である。また、外部との関係で、または隣接する部屋との関係で、ある場所の居住者のプライバシーを保護するための孤立シャッタ(isolating shutter)として、それらを使用することが可能である。] [0004] また、自動車の分野では、たとえば、自動車のフロントガラスおよび/または側面窓またはサンルーフの透明性のレベルを制御するために、および運転者に向かって反射する光束を制御して運転者をまぶしくさせるのを避けるためのバックミラーなどの自動車のある付属品に、その装置を使用することが可能である。もちろん、とくに航空の分野などの他の分野で、たとえば、航空機の窓の透明性を制御するためにそれらを使用することができる。] [0005] エレクトロクロミック装置は、イオンおよび電子を可逆的かつ同時に注入することができるエレクトロクロミック材料の層を含むことが知られており、それらが、適切な電力の供給を受けたとき、注入された状態および抜き出された状態に対応する酸化状態は、異なる色を有する。すなわち、これらの状態の1つは、他の状態よりも高い光透過率を有する。エレクトロクロミック材料は、一般に、酸化タングステンをベースとし、たとえば、透明導電層などの電子源およびイオン伝導電解質などのイオン(カチオンまたはアニオン)源と接触しなくてはならない。また、カチオンを可逆的に注入することができる対電極は、後者との関係で、エレクトロクロミック材料の層と対称的に結合しなくてはならないことが知られており、その結果、巨視的には、その電解質は、単一のイオン媒体に見える。エレクトロクロミック層が色のついている状態であるとき、その対電極は、色が灰色であるか、少なくとも透明であるか、またはあまり色がついてない層から構成されなければならない。] [0006] 酸化タングステンは、カソードのエレクトロクロミック材料あるので、すなわち、その色のついた状態は最も還元された状態に対応するので、酸化ニッケルまたは酸化イリジウムをベースとしたアノードのエレクトロクロミック材料が対電極に一般に使用される。また、たとえば、酸化セリウムまたは電気伝導性ポリマー(ポリアニリン)もしくはペルシアンブルーなどの有機材料の、問題の酸化状態である光学的に中性である材料を使用することが提案されている。] [0007] エレクトロクロミックシステムは、使用されている電解質によって、2つのカテゴリーに現在、分類することができる。] [0008] 第1のカテゴリーでは、電解質は、欧州特許第0 253 713号明細書、および同第0 670 346号明細書に記載されているものなどのたとえばプロトン伝導ポリマーなどの、または、欧州特許第0 382 623号明細書、同第0 518 754号明細書もしくは同第0 532 408号明細書に記載されているものなどのリチウムイオン伝導ポリマーなどのポリマーもしくはゲルの形態であってもよい。] [0009] また、第2のカテゴリーでは、電解質は、電気的に絶縁しているイオン伝導体を形成する無機物層で構成されてもよい。その場合は、これらのエレクトロクロミックシステムは「全て固体」であるとして設計される。欧州特許第0 867 752号明細書および同第0 831 360号明細書を参考にすることができる。] [0010] とくに「全てポリマー」のエレクトロクロミックシステムとして知られているエレクトロクロミックシステムなどの他のタイプのエレクトロクロミックシステムは知られている。「全てポリマー」のエレクトロクロミックシステムでは、カソードの発色を有するポリマー、イオン伝導性(とくに、H+またはLi+イオン)および電気絶縁性ポリマーならびに最後にアノードの発色を有する(ポリアニリンまたはポリピロールなどの)ポリマーを含む積層体(stack)の両側面に、2層の電気伝導層は配置される。] [0011] 最後に、ビオロゲン材料とエレクトロクロミック材料とを組み合わせた発明の意味で「アクティブ」と呼ばれているシステムが知られている。たとえば、そのシステムは、導電電極/エレクトロクロミック特性を有する無機物層またはポリマー層/ビオロゲン特性を有する(液体、ゲル、ポリマー)層/導電電極の配列を有する。] [0012] 可逆的注入材料を有するこれらのシステムは、ビオロゲンシステムに比べて広い範囲の波長で吸収を調節することができるという点で、とくに有利である。すなわち、可視の範囲のみならず、とくに赤外の範囲においても様々な方法で、それらは吸収することができ、これにより、それらは、効果的な光学的および/また熱的機能を有することができる。] [0013] これらの様々なシステムは、1層または2層以上の電気化学的活性層に囲まれている2層の電気伝導層を含む。これらの2層の電気伝導層の間に、電位差が加えられた場合、システムの透過/吸収状態(さもなければ、システムの透明性のレベルとして知られている)は、この電位差の値によって制御される。] [0014] システムが、「電気的制御可能」であることが望ましい透明板ユニットを形成する場合、もちろん、これらの電気伝導層は透明であることが好ましく、その結果、電流の伝導体であり、かつ透明である、厚みの範囲の点で薄膜の分野で習慣的に見られる材料から作られなければならない。] [0015] フッ素がドープされた酸化スズ(SnO2:F)またはスズがドープされた酸化インジウム(ITO)などのドープされた金属酸化物材料が、通常使用され、高温では、CVD技術などのガラス上でのとくに熱分解によって、または低温ではとくに真空スパッタリング技術によって、様々な基板の上にそれらを堆積することが可能である。] [0016] しかし、それらが透明のままである厚みで、これらの材料に基づく層は、十分な電流の伝導体ではない限りにおいて完全に満足できるものではなく、その結果、それらの透明性を変化させるのに必要な変更する状態の変化を生じさせるための適切な電圧をそれらの電極の間に印加した場合、それらはシステムの応答時間または切換え時間を増加させることが観察されてきている。] [0017] とりわけ、たとえば、2層の電気伝導層が、スズがドープされた酸化インジウム(ITO)から構成される場合、約3〜5Ω/□である基層もしくは下方の層の抵抗率が、その薄い厚さによって上方の層に関して60〜70Ω/□に増加する。これは、基層が約500nmの厚みを有する場合、積み重ねで生じる機械的ストレスに主につながる理由のために、上方の層はそれ自体約100nmの厚みしか有さないことが知られているからである。] [0018] さらに一般的には、ITOで作製されたものなどの酸化物ベースの透明導電電極は、導電性があるにもかかわらず、層の厚みを増加させることによっても、金属材料を使用して得られる電気伝導性のレベルに匹敵する電気伝導性のレベルに到達しない。ITOの特有の場合では、その材料コストが今日のようになっているので、それどころか、堆積された層の厚みを最小にしようとしていることは注目すべきであろう。下方の層と上方の層との間のこの抵抗率の差異は、装置の切換え時間、すなわち、最も透明な状態から最も不透明な状態に変化させるのにシステムが必要な時間をゆっくりさせる原因である。そのような鈍化は、さらに「ハロー(halo)」現象、すなわち、中心では徐々に透明性の変化が起こっているにもかかわらず、システムの周辺部、すなわち入力電流ケーブルに近い領域では透明性の変化がほとんど即時であるという事実を起こさせる。] [0019] 用途のほとんどで、とくに住宅のための透明板ユニットの分野で、および自動車産業の分野で、そのような欠点をユーザが受け入れることは非常に難しいことが理解され、ユーザは、可能な限り速く均一な変化を望んでいる。] [0020] そのような欠点を克服するため、国際公開第00/57243号パンフレットでは、約1〜3mmの距離で相互に隔てられた伝導ワイヤの網目構造体を上方伝導層に取り付けることによって、上方伝導層の電気伝導性を増加させることが提案された。] [0021] 技術支援の理由のため、これらのワイヤの網目構造体は、熱可塑性ポリマーベースの中間層支持シート、とくにポリウレタンシートの上に配置され、それらは、上方電気伝導層と接触するように積層される。したがって、上方伝導層の抵抗率は約0.05Ω/□〜0.5Ω/□の値になり、これにより、システムの切換え時間および前に述べたハロー現象も減少する。] 発明が解決しようとする課題 [0022] しかし、そのようなシステムは様々な欠点を有することが観察されてきている。] [0023] 第一に、システムが最大の透明な状態にあるとき、ワイヤが肉眼で見え、その結果、ある照明の状況下で、それは、望ましくない反射を引き起こす場合がある。] [0024] 第二に、システムが高温にさらされた場合、それは強い太陽の下にある自動車に取り付けられた場合に時々起きるケースであるが、伝導ワイヤには中間層の中に落ち込む傾向があり、その結果、その後、それらは、電気伝導層との接触を失い、その瞬間からそれらは、もはやその機能を実行しなくなる。] [0025] 最後に、接触する電気伝導層にダメージを与えるのを防止するのに必要なワイヤの高いレベルの表面の性質によって、製造コストの割増金を含む技術的に制御することが難しい追加のパラメーターが加わる。] [0026] 本発明の目的は、目に見えない電気伝導層の伝導率を増加させること、システムが高温を受けたとき、これらの構成要素が前記層との接触を失うのを防止すること、および、しかし前記構成要素に高い品質レベルを課すことなく、電気伝導層およびこれにダメージを与えるのを避けることを可能にする構成要素を構成することが可能な装置を提供することによって、これらの様々な欠点を克服することである。] 課題を解決するための手段 [0027] したがって、本発明の1つの対象は、透明キャリヤ基材と対向基材との間に、少なくとも1つの機能層の積層体を含み、その機能層の積層体の最外層は電気伝導層を含み、キャリヤ基材に接触していない少なくとも1層の電気伝導層の伝導性が、この層に接触している伝導性構成要素の網目構造体で増強された、とくに、電気的に制御可能なタイプの制御される透明性を有するエレクトロクロミック装置であって、網目構造体が、メッシュの目の空き領域の面積が実質的に0.04mm2と0.16mm2との間であり、好ましくは0.09mm2付近であるメッシュを含むことを特徴とする。] [0028] メッシュを保持するように、とくに位置決めの間、とくにポリマー材料で作られた支持体によってメッシュが支持されることが好ましい。] [0029] 本発明の一態様では、前記機能層の積層体は、電気伝導層、エレクトロクロミック材料の第1の層、電解質機能を有する少なくとも1層の層、エレクトロクロミック材料の第2の層および減少した厚みを有する電気伝導層をキャリヤ基材から対向基材に通じて連続して含む。] [0030] 本発明の別の態様では、装置は、モアレパターンを避けるために、とくに、角度的なずれがお互いに15°と60°との間、好ましくは30°と50°との間の角度であるメッシュをそれぞれの面に備えた薄層中間層によって分離された2つの機能層の積層体、すなわち、前の態様の積層体と同じタイプの第1の積層体を含む。その第1の積層体は、第2の機能層の積層体を支え、第2の機能層の積層体について、層の配置は、第1の積層体と比べて反対であり、第2の機能層の積層体は、減少した厚みを有する電気伝導層、エレクトロクロミック層、電解質機能を有する少なくとも1層の層、エレクトロクロミック材料の層および電気伝導層を連続的に含む。] [0031] メッシュは、少なくとも外面にわたって伝導性があり、直径が10μmと30μmとの間であり、好ましくは20μm付近であるワイヤ、とくに金網を好ましくは含むであろう。] [0032] ワイヤは、ワイヤに曲げ弾力性を与える材料で作られた、とくにポリマー、好ましくはポリエステルで形成されたコアを含むことができる。] [0033] このコアは、電流を流す材料、とくに銅で被覆される。ユーザの目からメッシュを隠すのを促進するように、メッシュを形成するワイヤの外面は黒色のついた導電性酸化物を含むであろう。] [0034] ほとんどの場合で、メッシュを形成するワイヤは、メッシュの目の空き領域が正方形または長方形であるように配置されるであろう。しかし、とくに回折現象を防止するために、メッシュを形成する波状形状のワイヤを、2本の好ましい割線、とくに、直交する方向に沿って割り当てることができるであろう。とくに波状形状は、4分の1の円の連続するものから構成されることができ、2つの連続する円弧のそれぞれの湾曲している方向は反対側である。好ましくは、ワイヤの交点は、2つの連続する円弧の変曲点に位置が定められるであろう。] [0035] 好ましくは、メッシュの透明性は、70%と90%との間であり,好ましくは約80%であろう。] [0036] とくに、メッシュを構成するワイヤを形成するコアがポリマータイプの材料から作製される場合、本発明は、均一な曲線を形成することによる折り曲げが生ずることなく、曲線を容易に採用することができ、引っかき傷および穴開きから積層体を保護することができる弾力性を装置に与えることを可能にする。したがって、本発明によれば、約数m2の大きなサイズの曲がった均一な透明板ユニットの中にメッシュを積層することができる。これは、ワイヤのコアを形成する材料の20%と25%との間である伸び係数の結果である。] [0037] 本発明の別の態様によれば、それは、前に記載したエレクトロクロミック装置を含むエレクトロクロミック透明板ユニットを対象にする。エレクトロクロミック透明板ユニットは、透明であるか、または部分的に透明であり、プラスチック材料で作製され、複数のおよび/または積層された透明板として、または2重の透明板として好ましくは取り付けられた基材または少なくとも該基材の一部分を有し、とくに、様々な光および/またはエネルギ伝導および/または反射を有する。] [0038] 本発明のさらに別の態様によれば、それは、建築用の透明板、自動車用の透明板、産業または公共輸送機関、鉄道、海、空、農業もしくは作業現場の乗物用の窓、バックミラー、鏡、ディスプレイおよびスクリーンまたは画像取得装置用のシャッタとしての前述の透明板ユニットの使用を対象とする。] 図面の簡単な説明 [0039] 本発明の一態様は、限定されない例によって、次の添付された図面を参照して以下に記載されている。 図1は、本発明によるエレクトロクロミック装置の概略断面図である。 図2は、本発明による装置に使用されるメッシュの例の詳細図である。 図3は、本発明による装置に使用されるメッシュに使用されるワイヤの例の断面図である。 図4は、本発明によるエレクトロクロミック装置の第2の例示的な態様の概略的断面図である。 図5は、本発明による装置に使用されるメッシュの第2の例である。] 図1 図2 図3 図4 図5 実施例 [0040] 制御される透明性を有する本発明によるエレクトロクロミック装置が図1に表されている。そのエレクトロクロミック装置は、自動車用の透明板ユニットの製造に適用されることをとくに意図されており、そのエレクトロクロミック装置の場合、透明性を調節でき、曲がりを制御できることが望ましい。] 図1 [0041] 一般に、そのような装置は、「全て固体」の積層体として知られている機能層の積層体から形成される。その構造は、2層の電気伝導層TC1,TC2の間に置かれているEC1/EL1/EL2/EC2タイプのエレクトロクロミック機能システムから成り立つ。この機能層の積層体は、キャリヤ基材1aと対向基材1bとの間に置かれている。そのような装置では、 −この積層体の2層の最外層TC1,TC2は、金属タイプまたは、In2O3:Sn(ITO)、SnO2:F、ZnO:Alで作られたTCO(透明伝導酸化物)タイプの電気伝導層である。また、それらは、TCO/金属/TCOタイプの多層であってもよい。この金属は、銀、金、白金、銅またはNiCr/金属/NiCrタイプの多層(その金属は、とくに銀、金、白金または銅から選択される)からとくに選択される。 −その2層の層EC1,EC2は、単独または混合物として使用される次の化合物の少なくとも1種を含む電気活性エレクトロクロミック層である。タングステンの、ニオブの、スズの、ビスマスの、バナジウムの、ニッケルの、イリジウムの、アンチモンのまたはタンタルの酸化物および/またはチタン、レニウムまたはコバルトなどの追加の金属。 −層ELは、電解質機能を有する層である。実際、それは、タンタルの、タングステンの、モリブデンの、アンチモンの、ニオブの、クロムの、コバルトの、チタンの、スズの、ニッケルの、任意選択的にアルミとの合金にされる亜鉛の、ジルコニウムの、アルミの、または任意選択的にアルミとの合金にされるケイ素の酸化物、任意選択的にアルミもしくはホウ素との合金とされる窒化ケイ素、窒化ホウ素、窒化アルミ、任意選択的にアルミとの合金にされる酸化バナジウム、酸化亜鉛スズ、任意選択的に水素化もしくは窒化された少なくとも1種のこれらの酸化物から選択される材料に基づく層の少なくとも1層の組み合わせから形成される。図1に例示される例では、層ELは、2層の電解質機能を有する層(EL1,EL2)を含む。] 図1 [0042] 本発明の本態様では、ガラスキャリヤ基材1aと対向基材1bとの間に置かれた「全て固体」タイプの機能層の積層体3は次のものを含む。 −フッ素がドープされた酸化スズ(SnO2:F)から構成され、約500nmの厚みを有する第1の電気伝導層TC1; −水素化されたイリジウム酸化物IrOxHyで作られ、70nmの厚みを有するアノードエレクトロクロミック材料の第1の層EC1; −酸化タングステンWO3の電解質機能を有し、100nmの厚みを有する第1の層EL1; −水素化タンタルの電解質機能を有し、250nmの厚みを有する第2の層EL2; および −酸化タングステンHxWO3をベースとし、380nmの厚みを有するカソードエレクトロクロミック材料の第2の層EC2; −また、フッ素がドープされた酸化スズ(SnO2:F)から構成される第2の電気伝導層TC2。前に述べた理由のため、その厚みは、第1の層の厚みよりも薄い。すなわちその厚みは約120nmである。] [0043] 本発明によれば、厚みが薄い(そして、キャリヤ基材1aと接触しない)第2の電気伝導層TC2の電気伝導率は、任意の導電性金属、とくに銅もしくはタングステンを含む導電性メッシュ6により増強される。] [0044] 本発明によれば、そのメッシュは、図2に示すように編み合わせられた導電性ワイヤ8から好ましくは構成されるであろう。これらのワイヤ8の直径は、約10μmと30μmとの間であり、好ましくは約20μmであろう。ワイヤ8間の間隔e,e’は、200μmと400μmとの間であり、好ましくは300μm付近であろう。その結果、空間9、すなわち、メッシュの目の空き領域の面積は、0.04mm2と0.16mm2との間であり、好ましくは約0.09mm2であろう。] 図2 [0045] いくつかのメッシュを構成するワイヤの直径の1つの同じ値について、得られたLT値およびヘーズ値を以下の表に示す。] [0046] ] [0047] 表に示されているように、開口率(ワイヤの面積/全面積の比率)を増加させ、それゆえにその結果、光透過率値を増加させ、したがってヘーズ値を減少させるために、1平方インチ当たりのワイヤの密度は減少するのが好ましい(メッシュB)。] [0048] 本発明のとくに有利な一変形では、図3に示されているように、メッシュ6を構成するワイヤ8は、黒い色がついている導電性金属酸化物14で任意選択的にそれ自体被覆されているとくに銅などの導電性材料12で被覆され、ポリマー材料で作られた、とくにポリエステルで作られたコア10から構成されることができる。] 図3 [0049] このメッシュ6は、たとえば、ポリウレタンまたはPVB(ポリビニルブチラール)で作られた薄層中間層16の上に好ましくは堆積され、メッシュ6は、第2の電気伝導層TC2と接触するように積層される。] [0050] 一態様の変形によれば、機能層の積層体3を堆積させる前に、PCT/FR2007/051722の番号の下で出願された出願人の会社に属する出願に記載されたものなどの金属布で電極TC1を被覆することも可能であろう。] [0051] それにもかかわらず、この場合、モアレパターンを避けるために、メッシュ6とこの金属布との間のこの布を形成する編み目の角度差は、15°と60°との間の、好ましくは30°と50°との間の角度にするのが有利であろう。] [0052] 本発明によれば、機能層の積層体3は、もちろん、装置が意図して提供しようとする効果によって様々な配置を有するようにしてもよい。] [0053] したがって、とくに、かなりの光度を遮蔽するために、装置によって与えられる不透明さを増強することを望む場合、その装置を図4に示す配置にすることが可能である。] 図4 [0054] たとえば、この図では、エレクトロクロミック装置は、2つの機能層の積層体3,3’を間に配置したキャリヤ基材1aおよび対向基材1bをこのように含む。] [0055] 第1の機能層の積層体3は、前に記載されたものと同じタイプであり、それゆえ、電気伝導層TC1、アノードエレクトロクロミック材料の第1の層EC1、2層の電解質機能を有する層EL1,EL2、カソードエレクトロクロミック材料の第2の層EC2および層TC1よりも厚みが薄い電気伝導層TC2を含む。本発明によれば、厚みが薄い電気伝導層TC2は、中間層16によって支持された導電性メッシュ6を収容する。] [0056] 第2の機能層の積層体3’は、第1の機能層の積層体3の上に置かれ、その層の配置は、第1の機能層の積層体3に比べて反対である。したがって、それは、中間層16に同様に支持された導電性メッシュ6’、厚みが薄い電気伝導層TC2’、カソードエレクトロクロミック材料の層EC2、2層の電解質機能を有する層EL1’,EL2’、アノードエレクトロクロミック材料の層EC1’および電気伝導層TC1’を含む。] [0057] 回折現象を防止するために、メッシュは、図5に示すような波形を形成し、2つの好ましい方向xx’、yy’に沿って割り当てられたワイヤ8から構成されるようにしてもよい。方向xx’、yy’は割線である。例示的な本態様では、これらの2つの好ましい方向は、直角をなす。] 図5 [0058] この波形は、2つの連続する円の一部が反対方向に向けられた凹形を有するように、円の一部、とくに、4分の1の円が連続するものから有利なことに構成されることができる。] [0059] 好ましくは、これらのワイヤの交点15は、2つの連続的な円弧の変曲点に定められるであろう。] [0060] 薄い厚みの電気伝導層の伝導率が導電性ワイヤの網目構造体によってすでに改良された先行技術と比較して、上記のエレクトロクロミック装置の場合、かなり多くの改善が観察されている。] [0061] たとえば、第1に、電気伝導層の抵抗率が60〜70Ω/□の値から0.05Ω/□と0.5Ω/□との間の値へもたらされたことが観察されている。] [0062] さらに、難しいと評判の照明の場合でさえも、装置から約1メートルの距離にいる観察者にとって、メッシュ6は、肉眼ではほとんど見えず、望ましくない反射がもはや発生していなかったことが注目されてきている。] [0063] また、装置が約80〜90℃の温度にさらされたときのメッシュ6の電気伝導層との接触の喪失が小さかったので、2000時間の終わりで、検出された切換え時間の増加はなかったが、一方、先行技術では、この切換え時間は、5〜10の比率で増加する場合があったことが観察されている。] [0064] さらに、メッシュ6を形成するワイヤ8のコア10によって与えられる弾力性により、一方では、たとえば、銅などの非弾性材料からワイヤが作製されたときにきっと形成される湾曲を避けることが可能になり、そして、他方では、著しく均一な形状を組立体に与えることが可能になり、これにより、低い曲率半径を有する、大きなサイズの積層された透明板ユニットを、しかし、薄層中間層16およびメッシュの質の低下を生じさせないで、作製することが可能になる。] [0065] 最後に、導電性メッシュによって、静電気の遮蔽を形成する透明板ユニットを構成することが可能になったことが観察されてきており、このことは、このタイプの放射に対するバリヤを形成することが不可欠になっている、航空の分野などのある分野での用途で、たとえば、航空機の窓を形成する場合、とくに有利であることを証明している。]
权利要求:
請求項1 透明キャリヤ基材(1a)と対向基材(1b)との間に、少なくとも1つの機能層の積層体(3,3’)を含み、前記少なくとも1つの機能層の積層体(3,3’)の最外層(TC1,TC2;TC1’,TC1’)は電気伝導層を含み、前記キャリヤ基材(1a)と接触しない少なくとも1層の電気伝導層(TC2,TC2’)の伝導率が、該少なくとも1層の電気伝導層(TC2,TC2’)と接触する伝導性構成要素(8)の網目構造体によって増強された、とくに、電気的に制御可能なタイプの制御される透明性を有するエレクトロクロミック装置であって、前記網目構造体はメッシュ(6,6’)を含み、前記メッシュ(6,6’)についてメッシュの目の空き領域の面積(9)が実質的に0.04mm2と0.16mm2との間であり、好ましくは0.09mm2付近であることを特徴とする、制御される透明性を有するエレクトロクロミック装置。 請求項2 前記メッシュ(6,6’)が、とくに、ポリマー材料でつくられた支持体(16)によって保持されることを特徴とする請求項1に記載の制御される透明性を有するエレクトロクロミック装置。 請求項3 前記機能層の積層体(3)が、前記キャリヤ基材(1a)から前記対向基材(1b)に通じて、電気伝導層(TC1)、エレクトロクロミック材料の第1の層(EC1)、電解質機能を有する少なくとも1層の層(EL1,EL2)、エレクトロクロミック材料の第2の層(EC2)および減少した厚みを有する電気伝導層(TC2)から連続して構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の制御される透明性を有するエレクトロクロミック装置。 請求項4 前記電気伝導層(TC1)は、金属布で被覆され、前記布を形成する編み目は、前記メッシュ(6)と比較して、15°と60°との間の、好ましくは30°と50°との間の角度だけ、角度的にずれていることを特徴とする請求項3に記載の制御される透明性を有するエレクトロクロミック装置。 請求項5 前記機能層の積層体(3)は、第2の機能層の積層体(3’)を支え、前記第2の機能層の積層体(3’)について、層の配置が前記第1の機能層の積層体(3)と比べて反対であり、前記第2の機能層の積層体(3)は、減少した厚みを有する電気伝導層(TC2’)、エレクトロクロミック層(EC2)、電解質機能を有する少なくとも1層の層(EL1’,EL2’)、エレクトロクロミック材料の層(EC1’)および電気伝導層(TC1’)から連続して構成されることを特徴とする請求項3に記載の制御される透明性を有するエレクトロクロミック装置。 請求項6 前記メッシュ(6,6’)は、少なくとも外面にわたって伝導性があるワイヤ(8)を含み、前記ワイヤ(8)の直径が、10μmと30μmとの間であり、好ましくは20μm付近であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の制御される透明性を有するエレクトロクロミック装置。 請求項7 前記ワイヤ(8)は、該ワイヤ(8)に曲げの弾力性を与える材料で作られたコア(10)を含み、前記コア(10)は、とくにポリマー、とくにポリエステルから形成されることを特徴とする請求項6に記載の制御される透明性を有するエレクトロクロミック装置。 請求項8 前記コア(10)は、電流を流す材料で、とくに銅で被覆されることを特徴とする請求項7に記載の制御される透明性を有するエレクトロクロミック装置。 請求項9 前記ワイヤ(8)の前記外面は、黒色につけられた導電性酸化物(14)をベースとすることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の制御される透明性を有するエレクトロクロミック装置。 請求項10 前記メッシュ(6,6’)を形成する前記ワイヤ(8)は、メッシュの目の空き領域(9)が正方形または長方形になるように位置が定められることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の制御される透明性を有するエレクトロクロミック装置。 請求項11 前記ワイヤ(8)は、波状形状であり、2つの好ましい割線方向(xx’,yy’)に沿って割り当てられることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の制御される透明性を有するエレクトロクロミック装置。 請求項12 前記2つの好ましい方向(xx’,yy’)は直角をなすことを特徴とする請求項11に記載の制御される透明性を有するエレクトロクロミック装置。 請求項13 前記波状形状は、4分の1の円を連続したものを含み、2つの連続する円弧の湾曲のそれぞれの方向は反対であることを特徴とする請求項11または12に記載の制御される透明性を有するエレクトロクロミック装置。 請求項14 前記ワイヤ(8)の交点(15)は、2つの連続した円弧の変曲点に定められることを特徴とする請求項11〜13のいずれか1項に記載の制御される透明性を有するエレクトロクロミック装置。 請求項15 前記メッシュ(6,6’)の前記透明性は、70%と90%との間であり、好ましくは約80%であることを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の制御される透明性を有するエレクトロクロミック装置。 請求項16 請求項1〜15のいずれか1項に記載のエレクトロクロミック装置を含み、とくに、様々な光および/またはエネルギ伝導および/または反射を有し、透明であるか、または部分的に透明であり、プラスチック材料で作製された、複数のおよび/または積層された透明板として、または2重の透明板として好ましくは取り付けられた基材または少なくとも該基材の一部分を有することを特徴とするエレクトロクロミック透明板ユニット。 請求項17 建築用の透明板、自動車用の透明板、産業もしくは公共輸送機関、鉄道、海、空、農業もしくは作業現場の乗物用の窓、バックミラー、鏡、ディスプレイおよびスクリーンまたは画像取得装置用のシャッタとしての請求項16に記載の透明板ユニットの使用。
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